このブログでは、大阪育ちの夫と東京育ちの妻、50代夫婦ふたりぐらしの生活を豊かにするために工夫していることや、役に立つプチ情報などを綴っていきます。
節約を心がけても誘惑が多くて挫折をしてしまう。簡単で手間がかからず効果のある節約術を知りたい。
こういった悩みに、私が実際にやってよかったと、効果を実感している節約術を紹介していきます。
1.実際にやってよかった効果のある5つの節約術
2.節約が苦手なズボラさんにこそおすすめしたい節約術
3.コストダウンが理由だけの心躍らない節約はしない
この記事を書いている私は、現在は経理職の会社員で、FP2級を取得するなど日々勉強中です。今回は、かつて650万円の借金を3年弱で返済したときに実際に行ったことをまとめてみました。
実際にやってよかった効果のある5つの節約術
その1・家賃を下げられないか
家賃という最大の固定費を下げるため、コストダウンできる賃貸マンションに引っ越しをしました。広さは44.37㎡→ 35.46㎡とふたり暮らしにしては手狭でしたが、家賃を月3.5万円削減できました。家賃が下がると2年に一度の更新料も下げることができます。デメリットは、引っ越し費用など最初に大きな出費が伴うことと、そのため引っ越しして数ヶ月は手元のお金がカツカツで、コストダウンを実感できるまで数ヶ月要しました。
その2・車を手放なせないか
次に車を手放しました。都市部なので、電車などの交通機関でどこでも行けますし、近所にカーシェアリングの車もたくさんあります。どうしても困ってタクシーに乗っても1ヶ月の駐車場代より安いものです。車を手放すことで、月々のローン・駐車場代・ガソリン代・車検代など車に伴う出費を削減することができました。お金だけでなく、洗車などのメンテナンスの時間や手間も削減できます。
その3・携帯電話会社を乗り換える・プランを見直す
大手キャリアを利用していたので、格安SIMへの変更を検討しました。具体的にはソフトバンクからワイモバイルに乗り換えました。乗り換えて2年ほど経ちますが、大手キャリアと格安SIMの何が違うのか全くわからないほど何も問題がありません。また、乗り換えることで、今まで自分がどういうプランに入っているのか意識するようになりました。自分がだいたい月に何ギガが必要か、通話は月平均何分くらいか、というのが頭にある状態になりましたので、コスト意識が深まりました。
その4・止められるサブスクはないか
音楽や動画系以外でも毎月そんなに必要でもないのにキャンセルが面倒くさくて継続しているものはないか、見回してみました。私はコンタクトレンズと野菜の宅配の月額プランをやっていたのでキャンセルしました。
その5・加入している保険を整理できないか
保険も見直しました。夫の年金型の保険を解約しました。65歳になったら1%程度利息がついて一括または10年間分割で受け取りができる、といったタイプのものです。NISAの知識がついていたので、この保険を継続するよりもNISAにした方が利があると判断しました。この他金額は小さいですが、賃貸住宅で入らなければならない住宅総合保険も、更新のタイミングで家主指定のものから似たような条件のネット保険に変更することで、2年で5,000円の削減ができました。
2.節約が苦手なズボラさんにこそおすすめしたい簡単節約術
今回紹介した5つの節約術は挫折しません。なぜなら、最初に大きな工数や時間がかかりますが、何かを継続する必要のないものだからです。1回ドカンとやり遂げたら、あとは変更後の金額を支払うだけです。しかも、コストダウン金額が大きく、効果を実感しやすいものばかりです。
どれもハードルが高くて面倒くさがりの自分には無理だよ、という声も聞こえてきそうですが、節約を日々継続するのは気持ちを維持するのも大変です。むしろズボラさんにこそおすすめしたい継続不要な簡単節約術なので挫折はないです。
コストダウンが理由だけの心躍らない節約はしない
節約に挫折してしまう原因の一つに、節約疲れをしてしまうことがあります。気持ちが暗くなるような節約術は、コストダウンはできても心が続かなくなります。
例えば私の場合、家賃を下げるための引越しで、部屋は狭くなりましたが、新築・念願のカウンターキッチンで駅近など好条件の物件が見つかったので引っ越しをしました。コストダウンのために嫌々引っ越しをする、ということではなく、引越しが楽しみに思える状態での引っ越しでした。
同様に、ドライブがいちばんの趣味なのに節約のために無理して車を手放すという心情ならば、心躍る要素があればGO!しましょう。例えば、車に費やしていた時間を別の趣味の時間に充てるなどです。我慢して自分の心を誤魔化しているようなら別の節約術を採用したほうが良いと思います。
いかがでしょうか。節約の道はいろいろですが、毎日継続するよりも、面倒なことは最初に済ませてあとは何にもしない、という方が簡単だ!という人も結構いると思います。5つ全部は難しくても、何か1つからやってみると良いと思います。
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