節約上手がやっている、基本の節約術6選

節約&断捨離

このブログでは、大阪育ちの夫と東京育ちの妻、50代夫婦ふたりぐらしの生活を豊かにするために工夫していることや、役に立つプチ情報などを綴っていきます。

節約した方がいいと思いつつ、なかなか実行に移せない
節約なんて考えただけでも面倒くさい
節約のためにどんなことをやればいいかわからない

という方も多いと思います。
楽して続けられる節約術はないものか。今回はこういった疑問に答えます。

本記事の内容

1.節約上手がやっている、基本の節約術6選をまとめました
2.それって節約のため?実は節約になっていない、やってはいけないこと3選

この記事を書いている私は、現在は経理職の会社員で、FP2級を取得するなど日々勉強中です。かつて650万円の借金を3年弱で返済したときにいろんな方の節約方法を調べてお金の使い方を見直し、返済後も同じ生活スタイルを継続しています。

節約のためにやるべきこと6つ

固定費の見直しをする

固定費とは、家賃のように、毎月必ず同じ金額で発生する費用のことです。これを削減できると、単純に毎月の金額を減らすことができます。手間も時間もかかりますが、1回手続きをするだけで毎月の金額が減らせるので、結果的に面倒がなく、効率的な節約方法です。見直すべき固定費としては家賃・車・携帯電話・サブスク・保険などがあります。詳しくは「心が躍る、実際にやってよかった継続が簡単な5つの節約術」に書いています。

つみたてNISAを始める

つみたてNISAとは少額投資非課税制度のことで、株式や投資信託の売却益や配当の税率が非課税となる制度です。証券会社に口座を作り、設定すれば毎月自動的にカード決済されて積み立てに回るような仕組みもありますから、自動積立預金のような形で続けることができます。そして売却益が出た時には税金が20%かかるはずのところ、非課税になるので利用しない手はありません。投資ですからリスクはありますが、今は初心者向けに解説してくれる情報もたくさんあります。政府も「貯蓄から投資へ」と謳っているので、やるやらないは後から考えるとして、多少の投資の知識は必須となってきます。厚切りジェイソンさんの本は保守的な考え方の人にもわかりやすく、読んだ後にすぐアクションするべきことも明確に書いてあるのでお勧めです。

ふるさと納税をする

ふるさと納税は、自分の応援する自治体に寄付をすることで、本来は自分の住んでいる自治体に納税する住民税の控除が受けられる制度です。そうすると返礼品として、食材や雑貨、家電などその地域にちなんだ品物をいただけます。ただし、控除上限額は年収や家族構成によって異なるのと、寄付額のうち2,000円は自己負担になります。
つまり、ふるさと納税をしなければ今まで通りですが、ふるさと納税をするとなにかしらの返礼品がいただけるので、ふるさと納税をしたほうがお得、ということでやっている人が多い節約術です。
最初は、A5ランクの牛肉やアワビや伊勢海老など普段買えないものに目が行きますが、普段買えないものを買ってしまうと節約にならないので、豚肉やトイレットペーパーがおすすめです。

おすすめのふるさと納税は「選んで良かった2022年ふるさと納税返礼品」で紹介しています。

現金支払いは卒業、ポイントを貯めて、使う

●●ペイを使ったり、クレジットカードを使えば、なにかしらのポイントがもらえます。コンビニで110円のものを買っても1ポイント(=1円相当)つきますが、現金では何もつきません。現金払いしかできないお店以外はペイやクレジットカード払いにしましょう。ここで注意したいのは、世の中にはいろいろなポイントサービスが溢れています。楽天ポイント、dポイント、Tポイント、マイレージ。。。「この支払いにはどのポイントがお得なんだろう、ええっと。。。」と、毎回レジ前でやっていたら疲れてしまいます。自分はどのポイントを貯めるか1つに絞ってしまいましょう。疲れて飽きてしまうのがいちばんもったいないです。チリも積もれば山となります。1ヶ月で数百円は貯まります。大きい買い物で上手に貯めたら1万円以上のポイントが貯まることもあります。

現金払い派の人は「現金払いの方が使えるお金の上限がわかるけど、ペイを使うと遣いすぎてしまいそうで怖い。。。」という声がありますが、次の項目で資金繰り表をつけることで自分の資金状況を把握することができます。ペイにすれば持ち歩く現金が少なくて済み、現金紛失のリスクが減りますし、極端な話、行きつけのスーパーやコンビニに行く時は財布を持たずにスマホだけでOKになります。

それから大事なのは、貯めたポイントを半年、1年と貯めておかず、1ヶ月に1回程度で使ってしまいましょう。ポイントは寝かせておいても利子がつく訳ではありませんし、有効期限失効のリスクもあります。

家計簿(資金繰り表)を作る

家計簿は、過去の実績、実際につかったお金を項目別に記録していくものですが、資金繰り表は過去の実績はもちろん、未来の予定も記載したものになります。といっても難しいものではなく、簡単なエクセル表で日付・用途・入金額・出金額・残高を記載したものを1年先くらいまで記載しておきます。
そこに、日付ごとに給料やカードの引き落とし、家賃支払いや積立NISAの積立金など、全部記載します。旅行や帰省の予算も入れておきます。結婚式に招待されたら、臨時出費になるので分かった時点でご祝儀などの予算も追加します。実際に使ったら予定額を実績金額に書き換えていきます。

そうすると、今のペースの入出金では、3ヶ月後の給料日前には残高がショートしてしまう、などの予定が目に見えてわかるようになります。先の危機が早めにわかれば、今のうちから無駄な出費を控えるなど、対策を打つことができます。

断捨離をする

家がものであふれかえっていたら、一度断捨離をしましょう。例えば、「今家に、洗濯用洗剤の買い置きがいくつあるか?」などがいつも家の中の在庫が正しく把握できていたら、「安くなっていたから」という理由で余計な買い物をしなくなります。このような小さな出費を減らすことも立派な節約術です。

それから断捨離によって出た不用品は、メルカリなどに出品したら、ちょっとしたお小遣いになった、なんていううれしい副産物もあるかもしれません。

節約のためにやってはいけないこと

ここまではやるべき節約術を紹介しましたが、次に「やらないこと」で効果がある節約術を紹介します。

安い品を求めて店舗を何件も回ること

20円安いレタスを求めて、複数のスーパーを回っているようなら、やめてしまいましょう。節約に燃えている時期は良いですが、疲労困憊して節約じたいが長続きしません。「でも、ポイントは1円単位で集めていることを考えたら、20円は大きいよー。」と思うかもしれません。確かにポイントでちりも積もれば、と集めたポイントからすると金額は大きいですが、そのために費やす時間を考えてみましょう。ポイントにはほとんど時間がかかっていません。スーパーを回る時間を、つみたてNISAの勉強に使ったり、固定費の削減の手続きに使った方が、コスパが良いです

1週間分の食材を週末にまとめ買いをすること

近所にスーパーがあって閉店時刻前に帰宅できる仕事環境であれば、週末の休日に1週間分の食材を全部まとめ買いするのはやめましょう。まとめ買いをすると、つい多めに買って腐らせてしまったり、結局食べずに賞味期限を過ぎてしまったりして、無駄な出費になりがちです。「毎日会社帰りに買い物をするのは時間の無駄では?」と思うかもしれません。確かに平日に特売品などもチェックしながら買い物をするのは、時間効率も悪いです。週末の買い物で8割くらいを購入して、買い過ぎないようにし、残りの2割は必要な日に必要なものだけを購入するのが理想的です。平日の買い物は、コンビニでも食材や調味料も充実していますし、イオングループのまいばすけっとのような小規模スーパーを活用して、店内回遊時間は減らしましょう。結果的に平日は何も買い足しをせずに済んだ、なんて週も出てくるかもしれません。

便利収納グッズを購入すること

やるべきことで、断捨離を挙げましたが、断捨離をするとつい収納グッズがほしくなりますがやめましょう。節約のために断捨離をしているのに、無駄な結果出費をしてしまった、ということになりかねません。「でも、ものの場所をはっきりさせるために仕切りや小さい箱が必要なのに」と思うかもしれません。収納BOXを無くしたら、ストックが見えやすくなり、余計な買い置きをすることが無くなった、という場合もありますから、「この収納グッズは本当に必要なのか?」をよく考えてみましょう。

おわりに

いかがでしょうか。節約上手な方に話を聞くと、人それぞれですが、今回紹介した6件は、どの方も挙げる共通項目です。まずは6項目をチェックし、できるものから実行に移してみていただければと思います。

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