片付けられない4つの原因と片付けができるようになるコツ

節約&断捨離

このブログでは、大阪育ちの夫と東京育ちの妻、50代夫婦ふたりぐらしの生活を豊かにするために工夫していることや、役に立つプチ情報などを綴っていきます。

  • 片付けてもすぐに散らかってしまう
  • 時間的にも精神的にも片付けに追われている
  • 片付けたいけどどこから手をつけていいかわからない
  • ミニマリストに憧れているがスッキリしない

片付けに関してこういった悩みやストレスを抱えている方も多いと思います。今回はそんな悩みに対する原因と対策をまとめました。

本記事の内容

1.片付けのメリットと片付けられない人の4つの原因
2.片付けが進み、スッキリできるようになるコツをまとめました

この記事を書いている私は、50代夫婦で二人暮らしで、節約で固定費を削減するため、44.37㎡→35.46㎡の賃貸マンションに引っ越しました。狭い家でもスッキリ暮らせるよう、試行錯誤しながらゆるーいミニマリスト生活を実践中です。

片付いた家のメリット、得られるのは時間と場所

まず、何のために片付けをするのか、を確認しておきます。これを頭に入れておくと、片付けをする中で、処分するべきか悩んだ時に素早く判断ができます。

片付けで得られるのは「時間」

片付いていると、「物を探す時間」がなくなります。モノに溢れた中から探し物を見つけ出すのは時間の無駄が多いですし、捨てたかもしれないけど、残っているかもしれない、なんていうのはもっと時間の無駄です。また、片付いている部屋は掃除がしやすく、好循環が生まれます。

片付けで得られるのは「スペース」

片付けられた家は、不要なものを処分して必要なものだけがある状態です。不用品の処分は「もったいない」という気持ちになりがちですが、その分スペースを得ることができます。不要なもので占領されているそのスペースの方がもったいないのだ、ということを認識します。

片付けられない人の4つの原因

対策を立てるのは原因をはっきりさせてから。まずは、自分はなぜ片付けがうまくいかないか、自己分析をしてみます。大きく分けて、以下の4つの原因が考えられます。

時間がない

仕事が忙しい、趣味や交友関係が忙しいなどで、そもそも家にいる時間が少なく、片付けの時間の確保ができないという原因です。生活が充実しているのは良いことですが、寝に帰ってくる家が片付いていないのは、意識していなくてもストレスを感じるものです。また、散らかっていると物を探す時間に取られることも多く、忙しい時間をさらに圧迫してしまうことも。

家が狭い

家の面積が狭く、収納や物の置き場所が無く、物が溢れて片付かないという原因です。広い家に引っ越すことができれば解決ですが、その家に住んでいるのは家庭の事情、経済的事情、立地など理由があるはずです。スペースがないために、とりあえずその辺に置くしかなく、目に見えるところにものが溢れていつも雑然とした家になってしまいがち。

やる気が出ない

  • 面倒くさい。来客もないのに片付ける気にならない。
  • ついSNSを見るなどダラダラしてしまい、結局何もせず日が暮れてしまう。

収納術の本を読んだり、片付けブログを見たりして、頭の中では整理整頓した我が家を妄想できているのですが、実際にはなかなか実行に移さないタイプ。このタイプは実は几帳面な性格で、やるからにはちゃんとやりたいために、片付けを始めると朝から晩までかかって、ぐったりしてしまうので、なんだかんだと理由をつけて後回しにしてしまいます。

物が多いのに捨てられない

実際に片付けを始めるのですが、「いつか使うかもしれない。」「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」とモノを捨てることができず、結局いったん取り出して元の場所に戻して終わってしまうタイプ。いったんは片付きますが、すぐに元の散らかった状態に戻ってしまいがちです。

片付けられない人が、上手く片付けが進むコツ

実際に片付けが順調に進む時、私の場合は、以下のことが頭の中で明確に意識できている時、片付けがスムーズに進みます。

片付けをする場所を決める

今日片付けをするのはどの場所か、あらかじめ決めておきます。「キッチン」でもいいですし、10分程度しかなかったら「キッチンの一番下の引き出し」のように小さな単位でもいいです。決めた場所を完了することに集中します。

片付ける場所のものを、全部取り出す

いったん全部取り出し、1箇所にまとめます。アルバムなど思い出の品が出てきた時には中身が見たくなりますが、何も考えず一心不乱に取り出します。

片付けるものを「いる」「いらない」「悩む」の3つに分類する

まずは袋や段ボールを用意し、「いる」「いらない」「悩む」の3つに分類します。そしてさらに「悩む」を「いる」「いらない」「まだ悩む」の3つに分類します。その時の判断基準は以下にしています。

「悩む」を「いらない」にする基準ですが、悩む理由が「もったいない」「いつか使うかも」だけのものは「いらない」行きです。
景品でもらったエコバッグ、いつか使うかもしれない梱包材など、本当にもったいないのはそんなものに占領されているスペースです。

✔︎【食料品】賞味期限が切れている→いらない
 頻繁に使わない調味料や製菓材料は賞味期限が切れていることが多いので潔く「いらない」へ。

✔︎【食器】割れ、欠けがある、縁取りの色がはげている→いらない
 お気に入りの食器やブランド物の食器は心苦しいですが「いらない」へ。ブランド物はダメ元でメルカリに出品してみる。

✔︎【衣料品】実際に試着して、サイズが合わない・流行遅れ感がある→いらない
 眺めていても決断できません。着てみると一瞬で決断できます。

✔︎【衣料品】破れ、穴が空いている、黄ばんでいる→いらない
 どんなにお気に入りの服でも、寿命があります。着られない服を無くすことで、タンスのスペースが驚くほど使いやすくなります。

✔︎【全般】同じ用途のものが複数ある→1つにする
例えば、ボールペンやはさみなどの文房具、菜箸やフライ返しなど、1つにすればその分スペースができるので集約します。

✔︎【化粧品(サンプル含む)】1週間以内に使う予定がない→いらない
いつか使うから、ととってある化粧品のサンプル。いつかは来ないので捨ててしまうか、すぐに使って消費します。

「いる」を収納し、「悩む」は保留にして片付けを終了する

ここまでできたら「いる」を収納します。戻す際に元の場所に戻しても、新たに配置を考えてもどちらでも良いですが、それよりもここで注意をしたいのは、収納グッズは買い足さない、ということです。収納グッズに納めることで取り出しにくかったり、見つけにくかったり、意外とストレスの原因になっている場合があります。購入するにしても、しばらく様子を見て、やっぱり必要だと冷静な判断ができてから買い足します。

以上、片付けられない原因とできるようになるコツでした。小さな場所から少しずつでも実行していきましょう。

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